私だけのベストイレブン

先日ワールドカップ用のファンタジーサッカーを紹介したが、
米国のYahoo!IDではなくとも、日本のIDで出来るものもある。
それがこちら、
http://wc2006.yahoo.co.jp/supporter/best11/
自分のお気に入りのベストイレブンを作って、見せ合うためだけのツール。




それでもこのツールのよい点は、フォーメーションがどんな非現実的なものでもよく
4-4-2や3-5-2という縛りはないし、各ポジションでも上がり目、もしくは下がり目、
といった繊細な差を表現することができるところ。
たとえば中盤の構成にしても、単にオフェンシブかディフェンシブかというのではなくて、
「やや左に張った前め」というニュアンスも表現できる。


他には、なにもすべての国からベストイレブンを作る必要性はなく、
日本代表だけで作成して、日本のフォーメーションではこんなのはどうだろう?という
話のタネにも使える点がよい。単に上が攻撃方向で文字でフォーメーションを表すより
ずっと視覚的にも心地よい。


試しにやってみた私のベストイレブン(仮)



(※アバターは気にしないでください。)


各国一人縛り、ポジション的にも現実味があり、なにより自分の好みの選手を選んだもの。
「縛り」を設けたために少々辛い部分もあったが、我ながらなかなかのできばえ。
こんな世界選抜があったら面白そうだなぁと勝手に思う。かなり欧州偏重であるが。


まずGK。実は最後に選んだ。選んでいない国で頼りになるGKで思いついたのがレーマン
DFラインは4名。センターバックは名前もなにげに好きなリカルド・カルバーリョポルトガル)に
スペインからプジョル。左SBは他のポジション決定後、残りの国から選んだところに
チェコヤンクロフスキーで攻撃的に。右SBはサプライズとされたフランスのシンボンダ。
フランスから誰も選んでいなかったので、ここはひとつ。
他にW杯出場国で思いついた右SBはチュニジアのトラベルシやエクアドルのデ・ラ・クルス、
コートジボワールのエブエなどがいたが、ひねってみた。


中盤は3枚並び気味に下がり目の布陣。
世界最高フリーキッカー・ジュニーニョさんに攻撃でも爆発ランパードダイナモエシアン。
スペインのシャビも入れたかったがDFでプジョルを使ってしまったので。
それならCBをテリーにしてランパードをシャビに代えれば。という悩み。
テリーも良かったけど、CBがチェルシーになる。代わりに中盤が。
全チームでチョイスされた選手の順位では実はジェラードが人気。
MF上位5名に入っている。というか総合でもロナウジーニョに次いで2位だ。超人気。
個人的にはランパードが好きなので、みんなが選ぶのではない方を選んでみた。


FWは3枚。これでおわかりのように、現在流行のFCバルセロナ型とでもいうべき
4-3-3な布陣に収まる。左のウィンガーで思いつくのはロッベンであり、
他の人も注目しているけれどもとりあえずメッシは入れておこうと定置。
さぁ問題はセンターフォワードだ。強豪国で選んでいないとすればイタリアだ。
ごくごく自然に?トーニを選択。勢いあるもの。


ここまでで再び気付く。チェルシー多いと。
さらにバルセロナ・リヨンと各国優勝チームばかりではないか、と。
こうなったら各国優勝クラブからのメンバーで作れないだろうかと思う。
キーパーをツェフ(チェルシー)にして、左SBをイタリアのザンブロッタユベントス)、
CFをそうだなイブラヒモビッチユベントス)またはドログバチェルシー)、
右SBをフランスのサニョルバイエルン)にでもすれば完成だよ。
なんだよ。でも、GKにツェフは3番目の人気選手。よってこちらでは外すことに。


「各国優勝クラブ縛り」というのもなかなかに面白いメンツになる。
優勝クラブでも、単にネームバリューだけのチーム編成にはならないところがよい。
それだけネームバリューのある選手が必ずしも優勝チームにいるわけではないということか。
欧州選抜・南米選抜・アジア選抜・アフリカ選抜などもできるわけだし、
チェルシーなどは、各国代表を集め直していつものチームにすることも可能かもしれない。
それもまた一興。


なにか思うところがあったり、一言申したいひとは是非コメント欄にでも。
作ってみました的な報告も大歓迎。


後記:もうひとつ出来ました。



こっちの方がもしかしたら強いかもしれない。
危険察知能力に優れた守備的MF・コスティーニャ
最近はロシアリーグに行って、動向がつかめなかったが、どうやら
監督と合わずにずっと出場していなかったらしい。ポルトガルに戻って自主トレとか。
それでもW杯メンバーに選ばれスタメン候補なのだから、ステキ。
A・マドリード移籍とか。試合にでるならそれのほうがいいに決まってます。
マケレレっぽい仕事をするコスティーニャですが、どうも日本で誰かと考えると
今野を思い浮かべてしまいます。


フランスで期待値の最も高かったリベリ。ジウリーを押しのけての
代表キャップ0でのメンバー入りはやはり勢いがあります。
彼には前目のサイドから決定づけるパスを供給してもらいたいところ。
ポストにイブラヒモビッチを据えたが、後ろから飛び込んでくるタイプが
いない。3-4-3にしてトップ下に前線に飛び出すタイプを入れる手もあるが、
それだとどうもサイドががら空きになってしまう可能性もある。よって
変則的な4-4-2(実質4-3-2-1)にした。